白いポンチョの謎
東海道線でおかしな男性に遭遇した。
東京駅から座って寝る体制を整えていると、空いている隣の席にどかっと座ったその男性。
顔はちゃんと見なかったけど、グレーのスーツを着たサラリーマン風の普通の感じ。
ワタシはちょっと反応して顔をあげ、でもすぐ目をつむって下を向いていたら、肩のあたりを数回たたき、「すいません」などど、小声で話しかけてくる。
面倒&気持ち悪いので、下を向いて寝たふりをしてしつつ、目だけ動かしながらその男性の行動を見ていると、立ち上がって向かいの席の女性の前に立っている様子。
そうしたら、すぐに女性がワタシの隣の席に移動、その後を男性もついてきて女性の席の前に立ってしばらくいた。「二人は知り合いなのか」と思っていたらいつの間にかその男性は消えていた。
新橋駅で降りたのだろう。
その後、本格的に眠りに入ろうと思ったけれど、その男性の一件が気になり眠れない。
品川駅を過ぎた頃にちょっと起きてコンタクトの目が乾いたので目薬をさし、再び眠りに入ろうとしていたら、空いていた右隣の席に誰かが座った様子。
川崎あたりでまた起きて、目をちょっとこすったら右隣の席に座っていた人がワタシの肩をたたき、ポケットティッシュを差し出してきた!なんと、例の男性が隣に座っていたのだ。
え〜降りたと思っていたのに、なんだお前??と、ココロの中でビックリしつつもキモチ悪いのでまたまたシカトして眠ったフリをし続けた。その後も何回か肩をたたかれ「すいません」などど言ってきたが、ガンバってシカトを続け横浜駅でダッシュで降りた。のであった。
横浜で降りる時、シカトした腹いせにいきなり包丁かなんかで刺されたらどうしよう!!なんて妄想したりもした。
最近、おかしな事件が多いので人ごとではない。
そうそう、この間は六本木ヒルズのTSUTAYA&スタバの外に設置してある椅子で、いつものようにひとりで本を読んでいると、突然男性が「隣に座って良いですか?」と言ってきた。
座っているその場所は建物に沿って椅子とテーブルが並んでいるので、特に気にならず「どうぞ」と言い、そのまま読書を続けた。
男性はちょっとおしゃれなサラリーマン風。コーヒーを飲む訳でもなく、読み物に目を通す訳でもなく、落ち着かない様子。
しばらくして、その男性が声をかけてきて「ちょっとバッグを見ててもらえますか?」と言い、ワタシが返事を言う前に、きょろきょろしながらけやき坂のほうへ行ってしまった。
隣の席にぽつんと置かれた薄茶のレザーバッグ(ビジネス風)。
もし、このバッグを誰かが持って行こうとしたら、どうしたらええの?
いや、もし持って行ったら、怪しい取引かなんかかも。
そしたらワタシも新聞に載っちゃう、ヤバい。
もしや、大麻?なんか今流行っているし。
ニュースで、昼間から人の目を気にしないで取引するって言ってたし。
ましてここはギロッポン。。。
なんて、妄想している間にその男性は戻ってきた。
おかしな妄想は現実にならなくて良かった。
その後、その男性はやはり何をする訳でもなく、ワタシに何度か話しかけてきたけど見ず知らずの人と当たり障りのない会話をする気分でもなかったので、聞かれた事に返事をするだけでいたら、いつしか会話が途切れ男性もいなくなった。
もちろんバッグとともに。
こんな感じで最近、男性から声をかけられる(あまり嬉しくない状況)ことが続いた。
いつもはめったにないのにな〜などと考えていたらふと思いついた!
六本木スタバと東海道線、両方とも同じセーターを着ていた。
それは、白いポンチョでカシミア素材のラグジュアリーアイテム。
着ていると、いつも同僚たちにほめられる自慢のワードローブなのだ。
ワタシも大のお気に入り。
肩のラインで折り返すデザインなので、首周りにボリュームがでる。
首と肩のあたりにセーターのボリューム感がうまくフィットして小顔効果もある。
もしや、このポンチョは男ゴコロをくすぐる何かを発信してるのかも!
明日にでも会社の男子に聞いてみよう。
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